東野圭吾の手紙をネタバレ原作は?映画は?ドラマは?

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東野圭吾原作の『手紙』が12月19日スペシャルドラマになる。

 

 

手紙のネタバレを紹介。

中村倫也さんも出演しています。

 

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東野圭吾『手紙』ネタバレ

東野圭吾『手紙』のストーリー

武島の父は、過労の末に交通事故でなくなり、母親も子どもたちを育てるために無理して働いてなくなり、武島家は、両親がいなかった。

 

母親が亡くなったあとに跡をついだのが、兄の剛志(佐藤隆太)だった。

 

弟の直貴(亀梨和也)は頭がよく、兄は肉体労働をして、弟を大学に行かせるのを目標に働いた。

 

しかし、剛志(佐藤隆太)は、働きすぎのために腰を痛めてしまい働けなくなってしまう。

 

弟を大学にいかせることができないと焦る剛志(佐藤隆太)

 

お金がなくなりかけた頃に、剛志(佐藤隆太)はある豪邸に盗みに入る。

 

そこには、優しそうな老婦人が住んでいることをあらかじめ知っていた。

 

家に侵入後、大金の入った封筒を見つけたが、テーブルの上にある天津甘栗が弟が大好物だったことを思いだし、キッチンに戻ってしまう。

 

そこで、老婦人と鉢合わせになってしまい、人を殺めてしまう。そして、そこで強盗殺人の罪で逮捕される。

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懲役20年の判決が下される。そして、獄中の中から月に1度、弟直貴(亀梨和也)の元に手紙を送る剛志(佐藤隆太)

 

働きながら定時制高校に通う弟直貴。兄には『順調だから心配いらない』と手紙には書いていたが、アルバイトも次々に変え、住む場所を変えざるおえなかった。

 

強盗殺人犯の弟とレッテルを張られてしまったのだ。直貴(亀梨和也)は、自分がかかわる人をみんなに迷惑をかけていまうと思い知った。

 

卒業後は、直貴(亀梨和也)は、リサイクル会社で働き始めた。兄と同じ肉体労働で働かざるおえなかった。

 

そんなある日に兄(佐藤隆太)から手紙が届く。刑期が15年になるとのこと。手紙には、サクラの形をした青い検問印がおされてあった。

 

直貴には、一流企業の自動車メーカーに勤める白石由美子(本田翼)は唯一声をかけてくれる存在だった。

 

白石由美子(本田翼)は、直貴(亀梨和也)に好意をよせていた。そのことに、直貴(亀梨和也)も気が付いていた。

 

しかし、直貴(亀梨和也)は何も知らない・・・と思い、ある日、『兄が刑務所に入っている。強盗殺人犯』と告白した。

 

しかし、白石由美子(本田翼)は、それでも直貴(亀梨和也)に思いを寄せた。

 

直貴(亀梨和也)は、大学の通信教育部にはいる。その大学で寺尾裕輔(高橋努)に出会う。

 

寺尾裕輔(高橋努)は、バンドマンだ。ある日寺尾裕輔(高橋努)にチケットを渡されて、直貴(亀梨和也)は初めてライブハウスに入る。

 

それをきっかけに音楽にどっぷりとはまる。

 

カラオケ屋で直貴(亀梨和也)がうたったのを聞いた寺尾裕輔(高橋努)は、バンドへ誘う。

 

しかし、兄剛志(佐藤隆太)のことを打ち明け断った。

 

『兄が刑務所に入っている。懲役15年。みんなに迷惑がかかる』と。

 

しかし、寺尾裕輔(高橋努)の反応は、今までの人たちとは違った。壁を感じなかったのだ。

 

直貴(亀梨和也)は、バンド『スペシウム』のボーカルになる。

 

スペシウムは、メジャーデビューまであと1歩まできていた。

 

しかし、ある日メンバーたち(寺尾意外)は、直貴(亀梨和也)の元を訪ねて、『バンドを抜けてほしい』と伝えた。

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剛志(佐藤隆太)のことが原因だった。

 

直貴(亀梨和也)は音楽が大好きだったがみんなには迷惑をかけられないとバンドから去る。

 

直貴(亀梨和也)は、通学過程にかわり、昼間に大学を通うために、リサイクル会社は退職する。

 

剛志からの月1の手紙は続いていた。

 

しかし直貴(亀梨和也)は、一度読むとごみ箱に捨てていた。

 

直貴(亀梨和也)は、ある日参加した合コンで中条朝美(広瀬アリス )に出会う。そして意気投合して付き合うことになる。

 

付き合いは順調に進み、中条朝美(広瀬アリス)は、『両親に会ってほしい』と直貴(亀梨和也)に伝えた。

 

中条朝美(広瀬アリス)の家は、裕福な家庭で、自分とは釣り合わないと感じる。

 

兄剛志(佐藤隆太)の存在がばれたら、中条朝美(広瀬アリス)は親を捨てるかもしれない。

 

直貴(亀梨和也)は兄剛志(佐藤隆太)の存在を隠すことにした。

 

しかし、中条朝美(広瀬アリス)の両親から、歓迎されるどころか、従兄弟の孝文(中村倫也)と比べられては、『おまえは、娘とは釣り合わない』と言われているような感じだった。

 

中条朝美(広瀬アリス)は、両親の態度にとてもおこった。

 

中条朝美(広瀬アリス)の両親は、直貴(亀梨和也)の身辺調査を始めたため、直貴(亀梨和也)は焦った。

 

もう朝美(広瀬アリス)の間にこどもができたら、結婚を認めてくれるのではないだろうかと思った。

 

ある日、嘉島孝文(中村倫也)に手紙のことがばれてしまい、兄剛志(佐藤隆太)のことがばれてしまう。

 

朝美(広瀬アリス)は兄剛志(佐藤隆太)のことを知っても態度は変えなかったが、穴のあいた避妊具を見つけられてしまう。

 

朝美(広瀬アリス)は、その汚いやり方が許せなかった。

 

しかし、直貴(亀梨和也)は、住む世界が違うことを知る。

 

そして、朝美(広瀬アリス)とは、別れることになる。

 

別れるために白石由実子(本田翼)に演技してもらい、別れるようにしむけたが、ばれてしまうが、説得して別れることになる。

 

大学を卒業後は、直貴(亀梨和也)は、電器製品の量販店として有名な企業に入った。兄は、留学をしているとウソをついた。

 

就職をきっかけに引っ越して住所が変わったが、兄剛志(佐藤隆太)には伝えなかった。

 

電器量販店に泥棒が侵入して、新発売の商品が盗まれた。

 

警察は、内部犯の犯行ではないかと。

 

従業員を一人一人調査をして、剛志(佐藤隆太)にたどりついた。

 

犯人は直貴(亀梨和也)も剛志(佐藤隆太)も関係はなかったのだが、会社に剛志(佐藤隆太)の存在がばれてしまった。

 

売り場から物流部へと左遷されてしまう。

 

社長平野宗一郎(小日向文世)は、直貴の元を訪ねて、差別されるのは仕方がないことだと伝える。

 

平野(小日向文世)は、社会性と取り戻すために、他の人間とのつながりの糸を一本ずつ増やすしかない。そうすると、誰もキミを無視できないとアドバイスする。

 

平野(小日向文世)が倉庫へわざわざ来たのは、由美子(本田翼)は、社長に手紙を書いたのだ。

 

直貴(亀梨和也)は、由美子の元へ向かった。そこに見覚えのある、桜の形をした検閲印があった。

 

宛名は、武島直貴様。

 

由美子(本田翼)に直貴(亀梨和也)は、つめよった。

 

俺がここに引っ越したと書いて、兄貴にここへ手紙を書くように仕向けたんだろうと。

 

兄貴とは縁を切るんだ。兄貴とは関係ない世界で住むんだ。世間から変な目で見られるのはもうこりごりなんだ。差別されたくないんだよ。

 

その時、平野社長(小日向文世)の言葉がよみがえる。

 

もう直貴(亀梨和也)には、差別と向き合って人より何倍も努力するしかないのだ。

 

直貴(亀梨和也)は、ずっと疑問だった。

 

由美子(本田翼)はなんでずっと自分から離れていかないのか。

 

尋ねると由美子(本田翼)は、私も一緒だからと答えた。

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由美子(本田翼)の父親も借金で首が回らなくなり、自己破産したのだ。

 

借金取りから追われる毎日を過ごす。

 

自己破産後もそのことは周囲にばれないようにと気を遣って過ごしていた。

 

でも、由美子(本田翼)は『もう逃げるのは嫌なんよ。誰かが逃げるのを見るのもいや。直貴君にも逃げてほしくなかった』と。

 

直貴(亀梨和也)と由美子(本田翼)は結婚して、娘の実紀が産まれる。

 

兄剛志(佐藤隆太)との月1回の手紙も続いていた。

 

ある日、直貴(亀梨和也)の隣に町谷夫婦(町谷健二…眞島秀和)が引っ越してくる。

 

町谷は、盗難事件のときにいた直貴の近くにいた社員だった。剛志(佐藤隆太)の子とはすぐに近所に広まった。

 

娘の美紀が他の子どもたちと遊んでもらえなくなった。

 

直貴(亀梨和也)は自分の娘美紀まで差別がいくのがどうしても許せなかった。娘を助けたかった。

 

しかし、直貴(亀梨和也)がどう頑張ってもこの差別から守ることはできない。そう感じた。

 

直貴(亀梨和也)は、平野社長(小日向文世)に状況を説明して相談することにした。

 

しかし、平野(小日向文世)の言葉はとても厳しかった。

 

そんな中、妻の由美子(本田翼)が怪我をしたと連絡があった。

ひったくりに会い、こけてしまった。由美子(本田翼)の怪我は大したことなかったが、娘美紀は意識が戻らない。

 

結果、意識は戻ったが額の傷は一生治らないと言われる。犯人を絶対に許さないと直貴(亀梨和也)は思った。

 

その犯人が逮捕された。前山繁一。ひったくりの常習犯だった。

 

数日後、前山繁一のご両親が謝りに来た。

 

そのとき直貴は思った。

 

そのとき社長に言われた言葉の意味が始めて分かった。

 

そして直貴(亀梨和也)は兄の剛志(佐藤隆太)に手紙を書く。

 

絶縁するという内容だ。そして今までされたつらい出来事も書いた。

 

兄貴剛志(佐藤隆太)と絶縁した直貴(亀梨和也)は会社に退職届をだし、引っ越した。

 

そんな中寺尾裕輔(高橋努)が直貴(亀梨和也)の元を訪ねた。

 

バンドは解散の危機で、一人で音楽の道を突き進むつもらいらしい。刑務所の受刑者を相手に慰問コンサートをボランティアでやっているらしく一緒に歌わないかと誘われた。

 

しかし、断った。直貴(亀梨和也)にはやり残したことがあったのだ。それをやらなければけじめがつかないと。

 

直貴(亀梨和也)は緒方(田中哲司)の元を訪ねた。

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緒方(田中哲司)に見せたいものがあるから中に入ってくださいと促される。

 

緒方(田中哲司)に見せられたのは、毎月届く剛志(佐藤隆太)からの手紙だった。

 

そして剛志(佐藤隆太)から最後の手紙が届いたことを告げる。そしてもう事件を終わらせようと。

 

その最後の手紙にはこう書いてあった。

 

『拝啓 緒方忠夫様

弟から縁を切るといわれました。

このときの私の衝撃をわかっていただけるでしょうか。

弟に縁を切られたことがショックだったのではありません。

長年にわたって私の存在が彼を苦しめ続けてきた、という事実に震撼したのです。

また同時に、当然そういうことが想像できたのに、弟にこんな手紙を書かせるまでまるで気づかなかった自らの阿保さ加減に、心底自己嫌悪を覚えました。

何のことはありません。私はこんなところにいながら、何一つ更生などしていなかったのです。

弟のいうことはもっともです。

私は手紙など書くべきではなかったのです。

同時に気づきました。

緒方さんへの手紙も、おそらく緒方さんにとっては犯人の自己満足にしか見えない不快極まりないものだったに違いないと。

そのことをお詫びしたく、このような手紙を書きました。

もちろん、これを最後にいたします。

どうも申し訳ありませんでした。

ご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

武島剛志

追伸 弟にも詫びの手紙を書きたいのですが、もはや読んでもらう術がありません』

 

そして、直貴は刑務所での慰問コンサートに寺尾(高橋努)とでる。

 

直貴(亀梨和也)は、その中に兄貴剛志(佐藤隆太)を見つける。

 

剛志(佐藤隆太)は胸の前で合掌していた。詫びるように、祈るように。

 

歌いださなければならないのだが、どうしても声がでなかった・・・

 

手紙・完。

 

東野圭吾『手紙』スペシャルドラマの出演者

 

武島直貴…亀梨和也(KAT-TUN)

武島剛志…佐藤隆太

白石由実子…本田翼

中条朝美…広瀬アリス

嘉島孝文…中村倫也

寺尾祐輔…高橋努

町谷健二…眞島秀和

中条京子…西田尚美

店長…渡辺いっけい

緒方忠夫…田中哲司

中条浩臣…榎木孝明

平野宗一郎…小日向文世

映画『手紙』のキャスト

2006年に手紙は映画になっている。

 

直貴・・・山田孝之

剛志・・・玉山哲司

由美子・・・沢尻エリカ

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東野圭吾の『手紙』映画と原作の違い

手紙の映画と原作の違いは、直貴がバンドをくむのではなくて、漫才コンビを結成していることです。

 

映画では、おれのたった一人の兄貴ですからと織田和正の曲を歌い、ハッピーエンドで終わっています。

 

東野圭吾『手紙』は実話?

検索をみると、東野圭吾の手紙は実話なのか?と検索している人もいるようですが、あくまで小説です。

 

東野圭吾も実話などと言ってはいませんので、あくまで小説です。

 

 

 

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