ADHDとアスペルガーの違いって?

子どもの発達障害

最近よく聞く、adhdとアスペルガーの違いって分かりますか?

 

それぞれの特徴を紹介していきます。

 

落ち着きがないけど我が子はもしかして・・・

忘れ物が多いけど我が子はもしかして・・・

すぐ友達と喧嘩になるけど我が子はもしかして・・・

 

adhdとアスペルガーは、発達障害のことです。

 

その発達障害を症状によって分けた中の1つがadhdで、1つがアスペルガーなどがあります。

 

分かりやすい図を見つけたので紹介します。

https://h-navi.jp/column/article/167 

 

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adhdってなに?

adhdとは、注意欠陥・多動性障害。adhdの特徴は、不注意・多動性・衝動性です。落ち着きがない、忘れ物が多い、喧嘩によくなるなどは、このadhdであることがあります。

 

adhdの子どもの特徴

  • 落ち着いて座ることができない
  • 遊びなどに落ち着いて参加することができない
  • 質問が終わらないうちに答えてしまう
  • 欲しいものがあるとき激しくダダをこねる
  • 勉強などで不注意な間違えをする
  • 必要なものをなくしてしまう、忘れものが多い
  • 興味のあることに集中しすぎるため切り替えができない
  • 課題や活動を順序立ててすることができない

アスペルガーってなに?

アスペルガーの特徴は、大きく3つになります。コミュニケーションの問題・対人関係の問題・限定された物事への興味のこだわりです

 

会話は問題なくできるけど、相手の心を読み解くことが苦手。

 

空気を読むことが苦手で相手に寄り添った対応ができずに怒らせてしまう

 

いったん興味をもつと過剰なほどに執着する

アスペルガーの特徴

  • 想像力が乏しい
  • 話し方が大人びている
  • 相手の目を見て話しをしない
  • コミュニケーションがとるのが苦手
  • 会話がかみ合わない
  • 手足を使うことに不器用
  • 運動が苦手
  • 手順にこだわる
  • 言葉に抑揚がない
  • 相手の気持ちが分からない
  • 単調で一本調子の話し方をする
  • 形のないものに対して極端に理解できない
  • 表情やしぐさから相手の気持ちを察するのが苦手
  • 規則を守るのが得意
  • 物事の理解ができ、レベルがかなり高いこともある
  • 特定のものに対して異常なまでに興味を示す
  • 文字や日付や記号などを覚えるのが得意
  • 字や数字やえを書くことなど独特な才能を持っている場合がある

adhdとアスペルガーの違い

●対人関係

 

adhd⇒遅刻やうっかりミスや忘れ物などが多く怒らせてしまうことがあります。アスペルガーと違い相手の気持ちを理解することができたり、相手の気持ちに寄り添うことができるが、相手が言っているのにかぶせて自分の言いたいことを言ってしまうことがある。

 

アスペルガー⇒他人の気持ちや表情から相手の気持ちをくみ取ることができずにトラブルになる。会話のキャッチボールも苦手なので、対人関係を築くのが困難である。

 

●集中力

 

adhd⇒限られた興味のあるものにだけすごい集中力を発揮することがありますが、不注意のし症状がある場合は、集中力を持続することは困難

 

アスペルガー⇒好きなものや興味やあることにとても集中力を発揮し、何時間でも作業ができる。同じ行動を繰り返すことを好む人が多く、規則性のある動きにはとても高い集中力を発揮することが多い。

 

●学校

 

adhd⇒忘れ物が多く、うっかりミスが多い。集中力がなく、同じ作業をずっとすることは苦手である。

 

アスペルガー⇒規則性に動くことはできるので、計画的に行動することはできますが、急な予定変更などには、ついていけない

 

●整理整頓

 

adhd⇒忘れ物が多く、整理整頓は苦手。注意力が散漫なので、何かをやりっぱなしでほったらかしにしたり片づけられないことが多い

 

アスペルガー⇒ものに対して強い好みをもつことが多く、モノが捨てられない。散らかって見える部屋でも、その子にとっては規則性があり、何がどこにあるか分かっていることが多い

 

●計画性

 

adhd⇒計画的に物事を行うことが非常に苦手。衝動的に行動してしまうことが多く、計画的に行うことができない

 

アスペルガー⇒優先順位を考えたり、他人の意見を聞くということは苦手ですが、規則性のある行動を好むので、計画的に行動することは比較的簡単です。急なハプニングで予定が変わることは嫌がります。

 

●運動

 

adhd⇒特に運動が苦手ということはありません。

アスペルガー⇒体をうまく動かしたり、手足を使った細かい動きが苦手。コミュニケーションが苦手なので、団体スポーツは苦手意識をもつ子どもが多い。

 

●感覚の異常

 

adhd⇒合併症上がある場合もありますが、感覚的なこだわりは強くはない。

アスペルガー⇒5感のうちの何かがとても敏感である、感覚過敏が多く見られる。感覚に対して強いこだわりがある場合が多い。肌触りがいつもと違うものを着なかったり。音に敏感な子どもは、教室などのざわざわした空間にいるのがとても苦痛に感じることもある。

 

アスペルガーとadhdが合併している子どももいる

発達障害は、様々な障害が合併していることもあり、adhdとアスペルガーも合併している子どももいる。

 

そしてアスペルガーとadhdの症状で似ている部分もあるために、どちらかの判断をつけるのが難しい場合もある。

 

まとめ

adhdとアスペルガーの症状をのせましたが、素人が判断するのではなくて、

もし症状がたくさん当てはまって子どもが辛そうだったり、

親が辛かったりしたら、専門家に相談してみるのをお勧めします。

 

 

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