今日も子どもの性格についてのお悩みです。
我が家の長男は気が弱く、お友達や児童館で出会った子に、よくおもちゃを持って行かれたり、鳴り止まない「貸して」コールで遊ぶおもちゃを次から次へと持っていかれたり、さらにはよく叩かれたり押されたりしていました。
人の物を取らない、相手を何があっても傷つけない、と、言い聞かせていたことが小さいながらに理解できていたからか、同じことを相手にする事はありませんでしたが、果たしてこれで今後社会でやっていけるのかと少し不安になったりもしました。
かといってやられたらやり返せとも言えず、困っていました。
やさしい男の子素敵ですよね。
集団生活が始まるといろいろな子どもがいて悩みも増えますね。
やさしい男の子をどう育てたらいい?
二歳から幼稚園の年少時まで悩んでいました。
「他の物で遊ぼう」「一緒に遊ぼう」「待っててね。」って言えるようになろう。
言ってもいいんだよ」と、段階を踏んで言い聞かせました。
友人は「やり返せ」と子どもに教えていましたが、私は抵抗があったため、また、息子の性格からやり返すのは無理だと判断して、我慢させたり、うまく相手と交渉できるようにお話しできる力を付けさせようと思いました。
我慢した時には後で思い切り褒めました。
だんだん自分にとって有りか無しかが出てくるようになりました。
「有り」なおもちゃは「どうぞ」とあっさりお友達に渡して、次の遊びにうつる。
「無し」で、まだ使いたい場合は「まだ遊んでるから待ってて」と伝えようとするように。
手を出されても絶対に手は出させない。
やり返してしまったら、理不尽に思っても謝らせました。
後で、ごめんなさいと言えたのを褒めるのは忘れずに。
そのうちそんなトラブルは無くなり、
手を出すことが悪いと誰もがわかるようになって来ます。
その時期に息子は、人に譲る、自分の意見を相手に伝えて納得させる、決して人を傷つけない、優しさと芯の強さが誇れる子になってくれました。
子どもの性格をよく理解して、どういう力を身に付けさせたらいいのか考えて教えてあげるなんて、すごいです。
やさしい男の子=気が弱い男の子ではないんですよね。
優しくて、芯強い男の子なんて素敵ですね。
自分の中で譲れないることと譲れることをハッキリ見つけると答えやすくなりますね。
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